我が息子へ。
君が生まれて、私は非常に幸せだ。
君に伝えたいことが、いくつかある。
そしてそれらは多くて、なかなか一言では伝えることが難しい。実は私にも曖昧な概念のままで、うまく言語化できていない部分もある。色々考えたが、このような形で君へのメッセージを記録していくことにした。
普段よく言っている事かもしれないし、意外に思うメッセージもあるかもしれない。結構難しいテーマもあるので、ある程度、大人になった頃の君を想像して書いてる。中学生から高校生になるくらい、進路や将来を考える時期かな?
大切なことが一つある。ここに書いてあることは、真実ではない。私が経験して、私が考えていることなので、一般化できるものではない。そもそも生きている時代背景も君とは違う。そのつもりで読んでほしい。かならず自分の頭で、一度考えてみてほしい。それがあっているか間違っているかは問題ではない。そもそも正解は君が決めることだから。
それでも少しでも、君の人生の役に立てればと思い、ここに残すことにした。これをどう使うかは、君の自由にして欲しい。読む、読まないすら自由だ。
最後に、私は君のことを心から敬愛している。私の人生は君と出会って、本当に素晴らしいものになった。言葉では表しきれない。どのようなときも、自分自身を大切にして、生きていって欲しい。
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子どもの頃にはわからなかったことが、大人になると世の中の仕組みとして理解できることがいくつかあります。私が人生で壁にぶつかったり、悩んだり、それでもなんとか手探りで前を向いて歩いていく過程で、腑に落ちることがいくつかありました。そしてそれは、私ができれば人生の早い段階で知りたいと思っていたことでもありました。それらの考え一つ一つは、脈絡がなく、大したものでは無いかもしれませんが、何かしら生きるためのヒントになるのではないかとも考えました。
時を同じくして私は子どもに恵まれました。私が人生で得た知見を、何らかの形で共有して、少しでも人生の役に立てればと思いました。しかし親から子に、このような内容を伝えるというのは難しいものです。ときに反発心を煽ることになる可能性もあります。考えをまとめ、少しでも上手く伝わればと思い、このような形をとることにしました。
これは私から、私の子どもへ伝えたい内容を記録したものです。個人の経験に基づくもののため、偏りがあることは十分承知しています。個人的なものではありますが、未来がある若者、悩み迷う年代の方にとっても、何らかの生きるヒントになるのではないかと思い、共有させていただきます。
このサイトをご覧の方が、少しでも前向きに生きるヒントになれば幸いです。